趣味を仕事に!音楽関連の仕事につく魅力

音楽は本来、趣味の領域です。一般的に、人々が余暇に楽しむ分野で、そこに日々かかわることで収入を得るわけですから、競争は激しいです。収入も低いことが多いです。この分野で高収入を得ている人は、ごく一握りでしょう。しかし、芸術、スポーツなど、本来、趣味の領域の職業というのは概してそういう傾向があり、それを承知で臨み、望むものです。収入が低くてもかまわない、高収入を得るのは至難のわざ、それであっても、好きな分野を職業にできるのだから、働いているんじゃない、毎日趣味でボランティアをしているのだ、という感覚でいれば、収入が得られるだけでもありがたく思えます。毎日楽しくいられるのですから。もちろん、人間関係で問題が起きたりなど、煩わしいこともありますが、それはどの職種でも同じです。

仕事では、自分にとって未知のいろいろな決まりごとを新しく覚え、それに臨機応変に対応していくことが求められます。その決まり事には必ずしも合理性はなく、未知の言語を習得するような姿勢が必要とされることもありがちでしょう。しかし、自分が趣味とするほど好きな分野のことであれば、それらに合わせていくことは容易だし、楽しみにもなりえます。自分が一日の大半を合わせていく世界が好きな分野である、というのはたいへん大きな魅力です。