会社に雇用されていると、指示された案件について納期までに成果を出すのはもちろん、始業から就業まで拘束されます。納期よりも早く成果を出しても早く帰宅できることもなく、他の案件に着手しなければならないこともあります。その分が評価されて人事考課などに良い影響を与えることはあっても、直接給与にその分増額されるようなことは普通ありません。逆に無理な案件があってもなかなか断ることができず、納期に間に合わせるために残業続きになることもあります。
フリーランスエンジニアの魅力のひとつには、時間の拘束がないので自由に仕事に打ち込めることがあげられます。会社の指揮命令下にないので、自分の得意分野の仕事を選んで受注することも可能です。受注した仕事で得た報酬はすべて自分が受け取ることができるため、収入が大幅にアップすることもあります。ただし、かかる諸経費は自分ですべて負担しなければならないですが、それを差し引いても大きな収入が見込めることも多いです。
自分自身で仕事を受注するため、仕事に対するすべての責任を負わなければならない立場になります。それでも、自分なりに仕事の勧め方をアレンジすることもできるので、自由で夢を持つこともできる働き方です。